オンラインアルバム"Zorg(ゾーグ)"に昨年3月に歩いた
三重県
松阪市をアップしました。
この日はまず図書館へと行ったのですが、予めネット検索で確認しておいた本がなかったり、
天気予報では「曇っていますが、徐々に晴れてくるでしょう」と言っていたのを信じて傘を持ってこなかったのに、
思いっきり雨に降られるわ(↓の写真が雨の降り始めのころ。遊廓が置かれていた愛宕町にて。レンズに雨粒が付いてしまった…)、
おまけにしつこい客引きに付きまとわられるわと、
トホホなことが重なってテンションが切れてしまい、早々に退散してしまいました。
もう一度ゆっくり1日フラフラしたいとは思っているのですが…

PHOTO:Ricoh
GR-DIGITAL+GW-1 2007/03
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テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/10/27(月) 00:22:39|
- 三重県松阪市
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暗渠化された川が流れる道路に行き当たりました。
辿っていくと、やがて川は姿を現します。

その川沿い、国道23号と交わる橋の袂に建つ
銭湯「四季の湯」さん。
屋号から「あ~、スーパー
銭湯みたいに味気ない店なんだろうなぁ」と思っていましたが、
ところがどっこい、前回
三谷を訪れたとき、
このレトロモダンなコンクリート造りにすっかりヤラれてしまったのです。

正面に廻ります。
おぉ、やっぱりカッコいい!普段なら「情緒ないなあ」と敬遠してしまうアルミサッシも
ココでは全然イヤミがなく、バッチリ決まってみえます。
お風呂セットも用意してきたし、この後
三谷をぐるっと歩いたら、
今日はココのお湯に浸かって帰ろうと考えていたのですが…ん?入口のところに何やら貼り紙が…

えっ?「当分の間、休業します」
愛知県公衆浴場業生活衛生同業組合のHPに載っているので営業しているものだと思って来たのですが…

ショック…でも「休業」なら復活の目もあるかも。隣接するコインランドリーは営っているし。
…と思って昨日↑のHPを開いてびっくり!この「四季の湯」さんどころか、
前回
蒲郡訪問の最後に入って帰った「日の出湯」さん、そして今回形原で取り上げた「松の湯」さんも含め、
市内の
銭湯全ての名前がありません(というか、「
蒲郡支部」自体がなくなっている)。
ここ最近で一気に廃業されてしまったのでしょうか?…うわぁ、なんてことだ…。

「四季の湯」さん、永遠に入ることができなくなってしまいました…

次回は、商店街の向こうの花街を再び訪ねます。

PHOTO:Ricoh
GR-DIGITAL+GW-1 2007/06
テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/08/14(木) 21:56:40|
- 愛知県蒲郡市
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またまた久々の更新となってしまいました…。
相変わらずの忙しさ&猛暑で、キーボードを叩く元気がなく…申し訳ありません。
…さて、
蒲郡編の続き。
無人の形原駅から名鉄に乗って
蒲郡へ。
蒲郡からJRに乗り換えてひと駅めの
三谷で下車。
以前も歩いたことのある
三谷の街を歩きます。
三谷駅から、以前歩いた商店街のある国道23号線までは、
太い道路をまっすぐ南下したところにあるのですが、
途中「いいなあ~」と感じる
路地がいくつも分岐しています。
その中へと入っては出て、入っては出てを繰り返しながら歩いていきます。

クルマの入れないこうした
路地もいくつかあって、
「この先どうなっているのだろう」と愉しみながら軒を伝って奥へ、奥へ。
この先には小さな町工場や、タバコ屋さんがありました。

アスファルトで固められていなければ、もっと「らしい」風景なんでしょうね…
…と、いうのはヨソモノの勝手な思い込みですね。
路地の入口に建つ、異形の家。こういうのも惹かれるなあ。
こういう「フツーと違ったモノに惹かれる、選ぶ」ところが、
ヨメさんに「あんた、絶対B型やわ」って言われるんですよね…因みに私はA型なんですが。

造りがどう見ても居酒屋な美容室。
絶対地元の人でないと気付きません。ある意味、「一見さん、お断り」ですね。

この辺りにも
銭湯があったのでしょう。駐車場に残る表示。
昭和40年当時、
三谷町には「小林湯」さん、「四季の湯」さん、「玉の湯」さん、「
三谷温泉」さんの5軒があったようです。この「玉の湯」さんは、現在は廃業されてしまいました。

次回は、国道23号沿いの
銭湯、「四季の湯」さんへ。
PHOTO:Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/06
テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/08/13(水) 23:44:44|
- 愛知県蒲郡市
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前回で載せた「松月」さんの手前に煙突を見つけました。
近付いてみると、「松乃湯」さんという
銭湯。こちらは裏口になるようです。
広いスペースを埋めるように多くのドラム缶が並べられていました。

表に回るとコンクリート造りのカクカクしたビジネスライクな外観。
左右の入口の庇だけが丸くて、よいアクセントになっていました。

正面には屋号通り松の木が一本ひょろり。
じゅうたんが干された塀の脇の細い通路を抜けると…

木が組まれた上にビニールトタンが張られた細い通路。
指差す方向は先ほどの裏口へと繋がっていました。
なるほど、あのドラム缶置き場は、駐車場なんですね…

パステル・ブルーが鮮やかな入口の木戸。
中には「都合により、毎週月・木曜お休みします」と貼紙がされていました。
…
銭湯はどこも大変ですね…

次回は
形原を一旦離れ、再びの三谷へ。
テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/07/24(木) 23:02:26|
- 愛知県蒲郡市
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午後4時ちかくになりました。
そろそろお湯に浸かって帰ることにします。
「御幸湯」さんと「小町湯」さん、下見ではどちらも捨て難かったのですが、
なんとなく「小町湯」さんの方に向かいました。しかし、まだのれんが掛かっていない…
常連さんでしょうか、軒下で洗面器を抱えたおじいさんが開くのを待っていたので、休みではないようですが…

で、「御幸湯」さんへ。
こちらはしっかりのれんが掛かっていたので、今日のお湯はここに決定です。
前にはお年寄りの押してこられた手押し車が1台きりしか見当たらないので、
「空いていそうだ」と思いましたが、いやいやどうして。
常時3人くらいはお客さんが入れ替わり来られます。
お湯は熱めで、ぬるいのが好きな私は長い時間浸かっていることができず、
何度か身体を冷まして、湯船に浸かりました。
ここは脱衣所と浴室の間、流しのあるスペースの脇にステンレスのタンク?があったり、
タイルやロッカーは新しめで、ところどころ手を入れられていましたが、
タタキの部分が板張りだったり、ロッカーの上に長方形の古い籐の脱衣かごが置かれていたり、
そして富士のタイル絵があったりして、古いものもしっかり残されている
銭湯でした。

気になるので、やっぱり「小町湯」さんにもう一度行ってみました。
今度はしっかりのれんが掛けられ、営業中。よかった、よかった。
しかし、この市松に配置されたタイルはイイですねえ。とても惹かれます。

帰りは東海道線で、名古屋までずっと帰る予定だったのですが、
大津で乗った時点で、えらい込みよう…で、我慢できず、帰りも草津から柘植(つげ)へ抜け、関西線で帰ることに。こちらは悠々座れました。
草津線の電車は、東海地方ではもう見られない、湘南カラーに塗り分けられた懐かしい車両。これはウレシイ出会いでした。

大動脈である東海道線と違って、関西線は列車本数も少ないので、柘植で30分以上の乗り換え待ち。
こうしたのんびりした時間もいい…2両編成のディーゼルカーで山を越えて、さらに亀山で乗り換え、名古屋へと帰りました。

これにて
大津編はおしまいです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
PHOTO:
Ricoh GR-DIGITAL+
GW-1 2007/04
テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/05/15(木) 01:12:38|
- 滋賀県大津市
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亀山から先は柘植、草津で電車を乗り継いで
大津に到着しました。
今回、
大津を訪れたのは長等(ながら)という町にあった遊廓~赤線跡の散策が
主目的なのですが、帰りには
銭湯でお湯に浸かって帰りたい…
長等は
大津駅からちょっと離れているので、駅に帰る道の途中の
銭湯を
予めリストアップしておきました。まずは下見です。
初めに駅から数分の近い場所にある若松湯さんに向かったのですが…
あれ?看板がない…営業時間や定休日を記したプレートも…これはやってなさそう…
帰ってからネットでもう一度調べてみると、やはりこの前年に廃業されてしまったようですね。残念。

若松湯さん近くの路地。
この界隈はいくつかこうした風景が見られました。
駅からほとんど歩いていないのにこの風景…
大津イイなあ。

2軒めは、西に歩いて広い通りに出たところにある小町湯さん。
堂々とした破風が貫禄を感じさせる
銭湯です。
市松に配されているタイルもカワイイなあ…。
左に見える細い戸はトイレでしょう。昔ながらの造り。
古くから続いているお湯なんでしょうね。

小町湯さんの隣、古ぼけたモルタルの家。
少し歩いただけなのに、
大津は「おっ」と目に留まる建物が多いですねえ。

リストアップしておいた最後は、小町湯さんの通りからちょっと入ったところにある御幸湯さん。
ここも破風を持つ堂々とした造りの古いお湯。
ここもいい感じですねえ。
今日お世話になるのは小町湯さんか、ココか…迷います。

北にずんずん歩いて、長等付近までやってきました。
西友の近くで見つけたこちらも、おそらく元
銭湯。

次回は長等の街を歩きます。
PHOTO:Ricoh
GR-DIGITAL+GW-1 2007/04
テーマ:レトロを巡る旅 - ジャンル:旅行
- 2008/04/28(月) 01:13:52|
- 滋賀県大津市
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