「大門湯」さんを出ると、もう日が暮れようかという時間。
一瞬、このまま帰るか…と考えたのですが…

やっぱり、三層楼をもう一度見たい!…という訳でもう一度洞泉寺町へ。
巨大ながら繊細な建築群をしっかり目に焼き付けました。

そして、東岡。
落ち着いた和風建築は、夜になると一層しっとりしてきます。

これでそれぞれ明かりが灯ればもっと素敵なのでしょうが…
でも、これだけ当時の建築が固まって残っているだけでも奇跡なのかも知れません。

南側の通り。
三脚をセットしていたら、脇のワンルームマンションから大学生くらいの女の子が出て来ました。
どこか買物にでも?と思ったら、突き当たりの公衆電話へ。
彼女の話が終わるまで他へ移動です。

「赤線跡を歩く」では、この廓について、「お化けが出そうな厠の遊郭」と書いていますが、
路地に足を踏み入れると外灯の明かりも充分届かず、正にその通りの雰囲気。
私は小心者なので、通りだけでシャッターを押していました。

北側の通り。
やはり「旅館」の看板には灯が入らず…

煌々と明かりが灯っていたのは、あの事務所だけ。
うれしいような、寂しいような、ちょっと怖いような…

そろそろ帰ることにしましょう。
帰りも普通や急行を乗り継いで帰る、4時間の電車の旅が待っています…

これで大和郡山編は終了です。予定外に長くなってしまいました。
お付き合い下さり、ありがとうございました。
PHOTO:
Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/01/14
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- 2007/12/01(土) 02:15:34|
- 奈良県大和郡山市
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今度は団体さんもいない…ゆっくり歩きながら町を撮っていきます。

改めてこうして見ても細かい格子の三層楼には圧倒されます。
しかし、この
路地は日が入らない…写真を撮るのは、なかなかムズカシイです。

ちょっとお腹が空いたので、駅前まで一旦戻り、コンビニでパンを買っていただきました。

駅から南へ伸びる商店街をもう一度見てみます。
ふたつの遊郭に気を取られがちですが、この商店街もなかなかいい具合に枯れてます。

古くからこのスタイルでずっとやっていらっしゃるんだろうな、と思える焼鳥屋さん。
裸電球が、ご主人の頑固さを物語っているように感じられました。

商店街の突き当たり。
これを左に折れて歩いて行くと大門湯さんですが、
路地を入れば東岡の
遊郭跡。
さっきあれだけ写したばかりなのに、やっぱりちょっとだけ寄ってしまいました。
路地の三層楼。
ここも今は無人。しかしこれだけ空き家が多いというのは、いずれも建物の傷みが激しいのか、
それとも何か開発の計画があるのでしょうか。

やっぱり「旅館」の外灯はひとつも灯らず…
路地は暗いままです。

寄り道しながら。「大門湯」さんに到着。
その様子は
こちらをご覧ください。

次回は、夕暮れの街。
PHOTO:
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- 2007/11/29(木) 23:09:18|
- 奈良県大和郡山市
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東岡町から再び洞泉寺町へ向かいます。
同じ道を戻って行くのも芸がないので、地図とにらめっこして、
八幡神社西の通りを歩くことにしました。

この通りは遊郭(赤線)帰りの客が寄ったのでしょうか。
飲み屋さんや昔は商売をされていたののでは?と思わせる家が多いです。
玄関に掛かる掲示板には「箕山
新地」の文字が…ということは、ここは歓楽街だったのでしょうか?

通りを入ったところのお宅。
古いだけでなく、風格のある家も多く残っています。

緩やかにカーブしながら、雰囲気のよい道は続きます。
その先には…

格子の窓にの外にまた格子の塀の家。
玄関の上には「四海波」の看板が掛かります。
「四海波」といえば、名古屋中村にもある店と同じ屋号。何か関係が?

「四海波」の家で通りは突き当たり。
古い家が建て込んだ
路地をしばらく歩くと、やがて洞泉寺町に行き当たります。

左の三層楼がハートマークの窓の家。
手前が大信寺、突き当たりが浄慶寺というお寺。
この町内は元妓楼も多いですが、お寺も多いです。
寺社の門前にある遊郭というのは結構多いですが、ここもそうですね。

次回は洞泉寺町と銭湯「大門湯」さん。

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- 2007/11/28(水) 01:00:22|
- 奈良県大和郡山市
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東岡町の散策もそろそろ一区切り。今回は
路地を中心に。
「三和」の大看板の家の通り。突き当たりが前回の食料品店。

北側の通り。真っすぐ行くとタバコ屋さんの方へ。
この付近は最も建物の傷みが激しいように見えました。
遊郭外への通りへ通ずる
路地。
スナックでも営んでいたような店の造り。

同じ
路地だったでしょうか。
トタン壁の向こうには廃屋となった家。
路地の出口の「はきも乃」店。
この街はほんとに時が止まっているかのようです。

次回は、再び洞泉町へと歩きます。

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- 2007/11/27(火) 01:20:39|
- 奈良県大和郡山市
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路地を歩いていくと、すぐに近鉄の踏切に行き当たります。
さすがに向こう側はないよな…と、ふと先を見ると、
丸窓のある洋館がぽつんと建っているのに気づき、線路を渡って行ってみました。

間近までは行けない上、持っているカメラは広角レンズのため大きく写せないのですが、
丸窓は複雑なステンドグラスの細工が施されているようでした。

しかも洋館かと思ったら、半分は和風。
遊郭となにか関係のある建物なんでしょうか?
うーん。それともこの南側一帯には金魚の養殖池が無数にあるので、そちらの関係のお宅なのか…

あの建物が何なのか釈然としないまま、再び踏切を渡って
東岡町へ。
踏切手前で分岐する
路地を進んでみます。

今は住宅地だな〜と歩いていると、一軒の飲食店が。
この
路地は遊郭へ来た客が立ち寄るお店が並んでいたのかもしれませんね。
路地をさらに先へ行くと、この遊郭に入る前に掲載した中華料理店の前に出ます。
路地の途中で右に折れると、旅館の並び。
突き当たりが東岡で最初に掲載した三層楼のある角。
右側は当時の建物がずらりと残っていますが、左側はほとんど建て替えられていました。

しかし、この並びもほとんどが無人。
ガラスが割れていたり、格子が欠け落ちていたりしていました。

「旅館」や屋号の電光看板がいくつも突き出しています。
まだ営業している頃は夜になると灯りが点って、また良い雰囲気だったんだろうな
…と想像しながらシャッターを押しました。

PHOTO:
Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/01/14
東岡は濃い…次回ももう少し歩いてみます。
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- 2007/11/23(金) 22:00:45|
- 奈良県大和郡山市
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南側の通りの角にも、もうひとつ三層楼が聳えます。
一階がモルタルで洋風に仕立てられています。和風な上階とのミスマッチが、これまた魅力的です。

交差する路地はとても細いです。
奥の方へ進むと、次の角が前回のトップに載せた三層楼があります。

洋風な構えとなっているのは、正面のみで、裏はごらんの通り。
ボロボロの裏口は使われていないのか、ホコリを被った薬の瓶が散乱していました。

はす向かいは、日本料理店を思わせる出で立ちの転業旅館跡。
造りも平凡で、三層楼が林立するこの廓跡では存在感が希薄ですね。

側面は昔の面影をよく残しています。
雲のようなデザインが、とても素敵でした。

次回は路地をさらに先へと歩いてみます。

PHOTO:
Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/01/14
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- 2007/11/22(木) 22:17:51|
- 奈良県大和郡山市
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