最終回も「
旭日園」跡の続きです。
「旅館」の看板を掲げるこの家も前回そのままなのですが…

ずっと奥を見ると、紅白のだんだらが…
この回で取り上げた、
コミュニケーションセンターとして使われていた家が、隣のアパートもろともなくなっていました。
どうやら住宅地として売り出されるようです。

ちょっと気落ちしながら、駅前へ。
めちゃくちゃ目立っているのは、商店街の端にある麺類食堂。
「薄利多売」のキャッチフレーズを堂々と掲げていました。

この日の銭湯は、この商店街からほど近い「都湯」さん。
その様子は、
こちらをご覧ください。

最後にもう一度、駅東商店街に三脚を使っての撮影で締めくくり。
赤坂の貨物線に始まり、再びの
大垣市街と、濃い一日を過ごせました。

これで
大垣編Part2はおしまいです。
最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

PHOTO:Ricoh
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- 2007/12/20(木) 00:03:34|
- 岐阜県大垣市
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大垣の市街地は前回の訪問時に随分歩いたので、
軽くササッと通り過ぎるつもりだったのですが…
こんな寂れた飲み屋横丁を見つけてしまうと、そうはいきません。

今日が日曜だからでしょうか。
もう夕方だというのに、ほとんどの店が開く気配がありません。
ちょうどいい抜け道になっているのか、2、3人が自転車で通り過ぎていくだけでした。

ネオン管の看板のある店。
前回訪問時にも感じたことですが、
大垣ってなかなかディ-プな街ですね。

お城の東側。
玉突の「エグロ」さん(中央奥、三角屋根の家)も健在でした。

とても気になった建物。
2、3階はトタンが張られた中に窓が設けられています。
特に2階の窓はどこかから持ってきたような古いもの。
隣接した建物を壊して…という様子でもないし。うーん、ナゾだ…

日が暮れないうちに、
藤江町の赤線「
旭日園」跡へ。
やっぱり
大垣まで来て、ここに寄らない訳にはいきません。

当時の建物は、ほぼ前回訪問時のまま…と思ったのですが…

次回は
大垣編Part2最終回。「
旭日園」跡から駅へと戻ります。
PHOTO:Ricoh
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- 2007/12/19(水) 04:19:28|
- 岐阜県大垣市
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そろそろ
美濃赤坂の駅に戻ります。
建て替えられて表情のない駅が増える中で、
ここの木造駅舎は昔の暖かな雰囲気を保っています。

でも、残念ながらここは無人駅。
貨物扱いのため、
西濃鉄道の社員の方が詰めておられますが、
旅客扱いはしていません。

列車は朝夕は本数があるものの、昼間は全く設定がない時間帯もあり、
「ちょっと気軽に…」という風ではないダイヤ設定ですね。
一応この「
美濃赤坂線」も、戸籍上は天下の東海道本線の一部なのですが…

旅客用のホームは、広い構内の隅に一本のみ。
旅客輸送は「おまけ」のようなものなのでしょう。
それでも発車の時間が近づいてくると、ぱらぱらと乗客が集まってきます。
20人くらいが2両編成の電車に乗り込むと、
大垣に向けて発車します。

…と思ったら、すぐに終点
大垣駅。
端っこにある短いホームにするすると到着しました。

駅のミスドで、遅めの昼食。
その後、ちょっと歩いて市立図書館で
大垣の赤線「旭日園」、墨俣の「夜城園」について調べました。

図書館からぶらぶらと歩いて、以前も訪ねた「旭日園」へと向かいます。
大垣の街は結構古い家やビルが残っていて、面白いです。

次回はお城に隣接する郭町を歩きます。
PHOTO:Ricoh
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- 2007/12/17(月) 22:54:25|
- 岐阜県大垣市
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畑や民家の間を抜けて一旦中山道に戻り、旧家の間の道を曲がって、
美濃赤坂駅へと向かいます。
美濃赤坂の駅前通り。
駅に近い位置には、少なからず商店が並んでいたようですが、
現在はほとんど営業していないようです。
しかし、中山道に近い位置の、この旧家の並びはなかなかのものです。

ぽつん、と残されていた「SPEED LIMIT」と併記された速度標識。
いつの時代のものでしょうか。

これも70年代風だな…と思った看板。
募集人数からして、かなり大きな縫製工場だったようです。
美濃赤坂駅へ着いたものの、次の電車まで時間があったので、もうちょっと歩いてみることに。
周りを歩いていたら、小さな引き込み線を発見。
こういうの、結構好きなんですよねぇ。

引き込み線は、道路を渡るとすぐに隣接する工場に入って行きます。
確か大理石の工場だったかなぁ。
角を曲がると北側の壁から線路が出て来て…

道路を渡った向かいの工場へと吸い込まれていきます。

次回は再びの
大垣の街へ。
PHOTO:Ricoh
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- 2007/12/16(日) 00:01:56|
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再び中山道の踏切まで戻ってきました。
この踏切は傍らに小さな木造の小屋があって、係員が詰めるようになっていたようです。
貼られているのは、共産党のポスター。
しかし、廃屋には英会話スクールか政党ポスターがつきものみたいになっているなぁ。

小屋の前、遮断機を上げ下げするハンドル。
私が子どもの頃は、JR
岐阜駅(当時は国鉄ですね)が現在のように高架化されておらず、
駅の周辺には、こうした人の手によって上げ下げする踏切が多くあったことを
懐かしく思い出しました。

美濃赤坂に向かって、線路は畑や人家より一段下がった位置を走ります。
この付近も一部雑草が繁殖していたので、上から回り込みます。

線路はゆるやかに左へカーブ。
この付近は線路がキレイに見えるので、ちょっと歩いてみます。
1本だけすっくと立つ木がいいアクセントになっていました。
こんな風景の中を貨物列車がコトコト走っていた姿を想像すると、とても楽しい。

忘れ去られたような勾配標識。
鉄道関連のこうしたモノは、独特の味がありますね。

畑の間をくねくね進む
路地に通じる、小さな踏切。
歩けるのはここまで。美濃赤坂の方を見ると…

もう雑草がもっさもさ。これはムリ…

というワケで、次回は美濃赤坂駅付近を歩きます。

PHOTO:Ricoh
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- 2007/12/15(土) 02:06:25|
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前回の貨車を転用したサビサビ倉庫の隣が、
昼飯(ひるい)駅の事務所。
ちょっと木造校舎を思わせる造りの小さな駅です。

中山道から駅につながる道は、事務所の横を通り、構内を横切って行きます。
踏切部分は、真新しいアスファルトで豪快に埋められてしまって、
この路線がもう使われることはないことを物語っていました。

上の写真を撮っていたら、近所の飼い犬に思い切り吠えられたので、退散することに。
再び中山道を横切っている踏切付近まで戻ってきました。
今度はスイッチバックの中間駅、美濃大久保の方へと行ってみます。

駅入口付近。右奥に見えるのが
昼飯駅からの線路。
ツタが絡まった標識が、なんとも侘しい…

構内全景。正面に見える小屋の辺りまで線路があります。
昼飯からの列車は、左の線路を進んできて小屋の方へ一旦突っ込み、
進行方向を変えて正面の線路を手前に進んで美濃
赤坂へと向かっていたようです。

スイッチバックは、主に山岳路線で勾配を緩和するために使われる方式ですが、
ここは勾配がほとんどないような気が…線路用地の問題があって、こうなったのでしょうか。
奥の方まで歩いてみようとしたのですが、ここも雑草の種子がすごいので断念しました。

次回は、中山道の踏切から美濃
赤坂駅方面へ。

PHOTO:
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- 2007/12/13(木) 01:18:11|
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