最終回も
東田から。東側の通りを歩きます。
通りの中ほどにあるお宅。
端正な造りながら、2階の手すりがイナズマのような造作がなされており、
とてもオシャレで素敵な一軒です。

通りの南寄りのお宅。
松を形取ったのでしょうか、どことなくカワイイなと感じる塀。
色使いも絶妙です。

通りの北寄り、2階の手すりに「此の花」の屋号が残るお宅。
モルタル細工の玄関周りのやさしい曲線が素敵です。

「此の花」さん向かい、旅荘「新井吹」さん。
こちらはもう長いこと無人な様相です。
公園に面した北側の戸袋には、ガラスの中にしっかり屋号が読み取れました。

「新井吹」さんの裏口。
こちらも破風のがあって、「裏口」としては豪華な造りです。
写真奥へと進むと、クレープ屋さんのある廓の入口。

公園の北側、旅館「松月」さん。
軒下に電灯がぶら下がった、こちらも「らしい」一軒。

「松月」さん玄関脇。
屋号に由来するのか、松のカタチにくり抜かれた窓。

もうすぐ日が暮れます。
東田を後にして再び
市電に乗り、
豊橋駅方面へ。
今度の電車は、旧岐阜の美濃町線廃止の数年前に投入された新型車800形でした。
新しいだけあって、モーターの音もほとんど聞こえず、すべるような乗り心地でした。
もうちょっと「水上ビル」を見たくて、駅のふたつ手前の新川電停で降りて、
夕焼けの橙色の光が反射するビルにカメラを向けながら駅へと歩きました。

これで「新春散策」編はおしまいです。
思ったより長くなってしまいました。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

PHOTO:Ricoh
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V705) 2008/01
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- 2008/03/08(土) 23:16:42|
- 愛知県豊橋市
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最後に札木の停留所から
市電に乗って、前回も
豊橋を訪れたとき歩いた
東田へと向かいます。
乗った電車は3501号車。帰ってから調べると、旧東京都電だった車両。
「1978ローレル賞」のプレートが掲げられた古い電車で、
「ぐぅ〜ん」というモーター音とともにのんびりと走っていきます。
この先単線になる「競輪場前」で下車。
電停から南にしばらく歩くと、
東田の遊廓跡です。

三本あるうち、西側の通り。
「新宝光」さん、「金海」さんといった旅館が現在も看板を掲げています。

いかにも”旅館”という佇まいの「新宝光」さんに対し、
"家”という感じの「金海」さん。

向かいの家々。
当時の面影を留めている部分をそこかしこに見ることができます。

南西角には同じような当時の家が2軒並んでいたのですが、
1軒は取り壊されて、新しい家が建っていました。

この日の昼食は時間がなかったこともあって、小池のコンビニで買ったパンを食べただけ。
ちょいと小腹が空いたので、廓南側の入口向かいにあるクレープ屋さんで一休み。
そういえば、前回もここで食べたなあ…
…で、散策再開。
南の入口付近も古いアパートが取り壊されていたりして、景色に変化が見られます。

東側の通り。続きは次回で(最終回です)。

PHOTO:Ricoh
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GW-1 2008/01
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- 2008/03/06(木) 20:49:11|
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花園町の続き。
手持ちの地図では町の西端に「
豊橋東映」という映画館が載っているのですが、
見つけることができず…その代わり、旅行会社の前でバーバパパに遭遇。
写真を撮ったら、手(短っ!)を振ってくれたので、私も振り返す…ハズカシ…

続いてちょっと北、かつての
東海道吉田宿の中心、
札木へと向かいます。
花園と
札木の間には、ぽつんぽつんと飲み屋さんやスナックなどが点在しています。
札木は宿場には付きものの遊廓がありました。
「花街」(朝日新聞社・加藤政洋著)によると、「愛知県下の主な遊廓、すなわち名古屋の<旭遊廓>と<熱田遊廓>、
豊橋の上伝馬町・
札木町の遊廓、そして岡崎の板屋町の遊廓は、いずれも明治末期から大正期にかけて移転しているが、貸座敷が移転したあとも元の場所にふみとどまった料理屋や芸妓置屋を中心に新たな花街が形成され…」とあります。
本陣のあった通りの一本北の
路地は、その通り雰囲気が残っています。

田原街道から少し入っただけなのですが、人通りもほとんどなく、とても静かです。
路地の突き当たりにある「みなと」さんという料理店。

塀にくり抜かれているのは、コウモリでしょうか。
どんな縁があるのかわかりませんが、とても面白いですね。

さらに一本北は「姫新道」という名称が付いた通り。
こちらにも数軒の料理店が盛業中でした。

次回は、市電に乗って再びの東田へ。

PHOTO:Ricoh
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- 2008/03/02(日) 20:53:47|
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今回は「
花園タウン」に隣接する
路地を歩きます。
北側入口に近い位置にある洋服店。年季を経たモルタルの壁がいい味を醸し出していました。

この
路地で一番古く見える家。花屋さんのようです。
この
路地の街灯には「
花園問屋街」という名称が書かれているのですが、
商売がバラバラで何の「問屋街」なのか、よくわかりません…

花屋さんの少し南側のスナック前から、南側を臨む。
スナックはもう営業していないらしく、入口の前にはいろんなモノが積まれていました。

同じスナックの前から北側を臨む。
奥に見える角を右い折れると、ナショナルのマスコットがある自転車店。

「
花園タウン」のアーケードは、この
路地にも通じています。
この化粧品店の横が、その入口。

「問屋街」
路地南側の入口近く。
大きな看板には、何が書かれていたのでしょう。

次回は、
花園に隣接する札木の町へ。
PHOTO:Ricoh
GR-DIGITAL+GW-1 2008/01
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- 2008/02/29(金) 21:44:54|
- 愛知県豊橋市
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花園にあったという赤線の痕跡を探して、
前回のネオン管の残る呉服店の向かい、「花園タウン」という愛称のアーケードへ。

アーケードの隣はこの商店街の駐車場と、妙円寺というお寺。
商店街の店は個人の小さなお店ばかりです。

商店街の一番北側の店は懐かしいスタイルの菓子店。

アーケードを出たところの自転車店。
これはナショナルのキャラクターだったでしょうか。
片腕は失われていますが、きれいな状態ですね。

アーケード向かいの洋品店は、とてもクラシカル。
歩道の覆いを外した姿を見てみたいです。

次回は、アーケード隣の路地を歩きます。

PHOTO:Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2008/01
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- 2008/02/28(木) 21:19:36|
- 愛知県豊橋市
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年末に発刊された『赤線跡を歩く【完結編】』(自由国民社)の巻末に於いて、
「よるの女性街・全国案内板」という昭和30年当時の資料が再録されています。
豊橋については、「駅から一五分くらい離れているが繁華街の裏にある
花園町が赤線で二二軒に七四名位」との記述があります。
水上ビルを中程間で戻り、田原街道を北へ少し歩けば、左側が
花園町。
現在は繁華街となっているようですが、少し歩いてみました。
ここからはカメラを持ち替え、
GR-DIGITALでの撮影です。
花園町と隣り合う広小路の商店跡。
「森永ハイクラウン」のパッケージがくっきりと残っています。

上写真の向かい。
飲食店でしょうか。こちらが表のような、裏口のような造りです。

スナックがたくさん入ったビルなどはあるのですが、
「赤線」的な家は見当たらない…
で、一本北の通りへ。
「
花園プラザ」というアーケード街に正対して建つ、古い呉服店。
隣家との間には、屋号のネオン管がひっそりと残っていました。

同じ通りのお宅。
ここは以前はスナックだったのでは?という感じ。

田原街道まで戻ると、向こうにモダンな建築物が見えたので、ちょっと寄り道。
近づいてみると、現在は製菓会社の倉庫に使われているようです。
しかしタイルの貼られた円柱状の柱が両端に立っていて、
その間はコンクリートで塞がれたように見えます。
昔はお店だったに違いありません。

次回も
花園の街を歩きます。

PHOTO:Ricoh
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- 2008/02/26(火) 00:06:01|
- 愛知県豊橋市
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