名古屋市港区錦町 稲永の遊郭跡、再訪
8月のある日、仕事中にクルマで名古屋市港区の稲永(正式には「いなえい」ですが、みんな「いなえ」と呼びます)を通りかかりました。
ここは戦前まで遊郭があった街。1年と少し前に私も歩きましたが、この門は見逃していた!
クルマの窓から見かけて、思わず「あッ」と声をあげてしまいました。
おそらく廓の東端だった場所に残るこの門、どのような役割を持っていたのでしょう。

上の門を見た次の休みに、早速訪れてみました。この街は通りが「申」の文字になっていて、それぞれの端にはこのような細い路地が通じています。

一年前と比べて、あまり変わりがないようです。唯一気が付いたのは、廓の中央から南へ突き当たったところにあったこの喫茶店が閉店していたことでしょうか。

紋様が素敵なこの門も、変わらず健在。これも当時のものなのかなあ。

廓の中央、錦神社の灯籠に刻まれた妓楼と思われる屋号。残念なのは倒壊を防ぐための鉄枠に隠れて上半分が見えない…

銭湯「草津湯」さん隣家のブロック塀。これは戦前のものとは思えませんが、優美なデザイン。

廓の南西部、床屋さん、串カツ屋さん、たこ焼き屋さんが集まる雰囲気のいい一角。

タイル巻きの柱が印象的だったアパートも健在。奥を見ると、流しも市松模様のタイル張り。

PHOTO:RICOH GR-DIGITAL+GW-1 2007/08
次回からは、犬山編の予定です。
ここは戦前まで遊郭があった街。1年と少し前に私も歩きましたが、この門は見逃していた!
クルマの窓から見かけて、思わず「あッ」と声をあげてしまいました。
おそらく廓の東端だった場所に残るこの門、どのような役割を持っていたのでしょう。

上の門を見た次の休みに、早速訪れてみました。この街は通りが「申」の文字になっていて、それぞれの端にはこのような細い路地が通じています。

一年前と比べて、あまり変わりがないようです。唯一気が付いたのは、廓の中央から南へ突き当たったところにあったこの喫茶店が閉店していたことでしょうか。

紋様が素敵なこの門も、変わらず健在。これも当時のものなのかなあ。

廓の中央、錦神社の灯籠に刻まれた妓楼と思われる屋号。残念なのは倒壊を防ぐための鉄枠に隠れて上半分が見えない…

銭湯「草津湯」さん隣家のブロック塀。これは戦前のものとは思えませんが、優美なデザイン。

廓の南西部、床屋さん、串カツ屋さん、たこ焼き屋さんが集まる雰囲気のいい一角。

タイル巻きの柱が印象的だったアパートも健在。奥を見ると、流しも市松模様のタイル張り。

PHOTO:RICOH GR-DIGITAL+GW-1 2007/08
次回からは、犬山編の予定です。