今日は終着駅、
岳南江尾の周りを歩いてみます。
後ろに見える高架は、東海道新幹線。
時々ゴオッ…という風を切る音と共に通り過ぎて行く最新鋭車両と、
古ぼけたローカル電車とのギャップが面白いです。
でもこのたった1両の電車はの存在感は、新幹線にも負けていません。

ローカル線の古い駅舎は結構壊されて、ホームの待合室だけになっていたり
味気ないものに建て替えられているところが多いのですが、ここは健在。
運転士さんが入っていったので、休憩室のような使い方をされているのかもしれません。

駅舎の前から半分埋もれかけた線路が延びているので、辿ってみましょう。

駅から少し離れると、本線から右に逸れていきます。
このヘロヘロ具合が好きなんですよ…。

線路は、新幹線の下をくぐったところで途切れてしまっています。
かつては道路を横切って、奥の工場に引き込まれていたのでしょうね。
頭の中で、その光景を想像するのが、なんとも楽しいです。

駅に戻ると、引き込み線を見ている間に行きに乗ってきた電車は折り返してしまったので、
ホームのベンチでぼんやり待つことに。こういう時間もいいですね。
しばらくしてやってきた電車は、さっきとは違う2両編成。
発車時間間近になっても、このくらいガラガラ。

ドアの上のスピーカーを見ると、「KTR」の文字。
帰って調べてみると、この電車は旧京王電鉄の車両。
京王電鉄は、近年まで「京王帝都電鉄」だったので、その頭文字でしょう。

次回は、折り返しの電車に乗って、また途中下車。

PHOTO:Ricoh
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- 2008/03/20(木) 21:29:14|
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吉原本町の駅から、再び
岳南鉄道の電車に乗ります。
ここは列車の交換もできない小さな駅なのですが、
繁華街に近いだけあって、駅員さんが配置されていました。
ここも電子音でなく、ジリリリ…という昔ながらの「発車ベル」。
さっき乗ったのとおそらく同じ車両に乗って、
終点の「
岳南江尾(えのお)」へと向かいます。

運転士さんすぐ後ろに座って、前面の展望を楽しみたいところですが、
いいオッサンがそれをやるのは恥ずかしいので、一番後ろに座ることにします。
この電車は「ワンマンカー」で車掌さんはいませんので、
ここならゆっくりできます。
貨物主体の鉄道だけあって、こんな工場をかすめるように走ったり…

コンテナをいっぱい積んで留置してある貨車の間を通りぬけたりと、
普通ではなかなか見られない光景の中を走ります。これは面白い!

…といっても、全線でわずか9.2kmの小さな鉄道だけに、あっという間に終点に到着。
向かいのホームに同型の電車が止まっていますが、
パンタグラフを下ろして今日はお休みのようです。
岳南江尾駅の構内は、ホーム以外にも何本も留置線が延びて広々としています。
ただ留置線は長いこと使われていないようで、すっかり錆び付いていました。
線路の配置から、おそらく昔はもう少し先まで線路が延びていたようですが、
現在は奥に見える茶色の家の手前で唐突に途切れてしまっています。

留置線を渡ると古ぼけた駅舎がありますが、無人駅のためしんとしていました。
終着駅ということで商店街でも?と期待していましたが、
駅前には少しばかりの住宅地とはるか頭上を走る新幹線の高架しかありません。

次回は、この駅の周辺を歩いてみます。

PHOTO:Ricoh
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- 2008/03/19(水) 01:23:55|
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吉原の街は、
岳南鉄道の駅から、西へ数百mの距離にあるバスターミナルの間が
一番栄えているような印象でした。
お昼時だったんですが、商店街で食事を摂ることができる店があまりないのが残念。
結局お弁当屋さんでおにぎりを買っていただきました。

通りからちょっと入ると、古い建築や飲み屋さんなど夜のお店が見られます。
私的には、こうした風景が好きなので、いちいち
路地に入ってはシャッターを押して歩きます。

バスターミナル近く、もう営業していないスナック。
黒ずんだコンクリートの壁が、一際存在感を放っていました。

薄い緑のトタンが目に留まって写した自転車屋さん。
こちらは、しっかり営業中です。

くくりつけられた「日立の月賦」の看板が気になる電器店跡。

同じお店。
電気メータにはカワイイ覆いが。
熱海でもこういう覆いを見ましたが、静岡独特のモノなんでしょうか。
東海三県では見ない気がします。

駐車場のトタン壁。
トタンというのは、色が塗られていてもいなくても、味わいがありますね。

再び吉原本町の駅へ戻ってきました。
次回はまた電車に乗ります。

PHOTO:Ricoh
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- 2008/03/16(日) 23:08:32|
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JRの駅前広場を通りすぎ、細くなった道を歩いていくと、
岳南鉄道吉原駅。ところどころコンクリートが欠けた階段や、
何度も建て増しされたような駅舎がローカル私鉄らしくて、いい雰囲気です。

改札で一日乗車券を見せて、改札内に入ると、
ホームには煤けた小さな電車がちょこんと止まっていました。
発車時刻になると電子音ではなく、「ジリリリ…」という昔ながらの「発車ベル」が鳴り、
10人に満たない乗客を乗せて発車。

吉原の街を少し歩いてみようと、ふたつめの「吉原本町」で下車。
駅から西に向けて、商店街が形作られています。

商店街の中に、昔ながらのパチンコ店を発見。
テントの下、シャッターの枠となる柱は赤いタイル貼りです。
現在のようにファッショナブルでも、一昔前の電飾ビカビカでもない素朴な外観です。

近寄ってみると、「チーン、ジャラジャラ…」という音が。
そして、「冷暖房完備」という掲示。
現在では当たり前のことが売りになった時代のままなんですね。

このお店の前からも、富士が美しい姿を見せてくれました。

PHOTO:Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/03
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- 2008/03/14(金) 21:46:01|
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熱海への電車の時刻を調べていたところ、手前(名古屋寄り)の吉原駅から
ひょろっと延びる線路があるのに気付きました。
「何だ?」と調べてみると、その路線は岳南(がくなん)鉄道といい、
沿線の工場からの貨物(主に紙関係)輸送主体の私鉄。
ネットでちょこっと調べてみるとなんだか面白そうなので、
「青春18きっぷ」を使って、やってきました。
吉原駅は岳南鉄道からJRに貨物の受け渡しがされるためか、構内はとても広い!
跨線橋の窓からは、遠くに煙をモクモク上げる工場が見えて「おお〜、いい眺めだ〜」と
写真を撮っていたら、接続する電車に乗り遅れてしまいました…

次の電車まで時間があるので、
とりあえず岳南鉄道の1日フリー乗車券を購入し、ちょっと駅周辺を歩いてみることに。

少し東へ歩いたところ、なんだか立派な蔵のあるお屋敷が。
門に掛かる札を見ると、製紙会社の施設でした。
賓客をもてなすときなどに使われるのでしょうか。

あまり離れてしまうと、また電車を乗り逃がすハメになってしまうので、
駅に戻ると、ちょっと古そうな地下道を発見。
入ってみると、構内が広いため、結構長いです。

これは向こうから自転車でも来たら、すれ違うのは大変だ…とか考えながら
進んでいくと、途中から天井が一段低くなっていて、かがまないといけないほど。
頭頂部を擦って、薄くなってきた頭髪がさらにハゲると困るので、慎重に進みます。
しかし、すごい地下道だな〜。

地下道を抜けたところ。
振り返ると、正面に富士山がクッキリ!なんて美しいんでしょう。
「岳南」というのも、多分富士山の南側を走るから付けられた社名なんでしょうね。
手前に写っているのが、1枚目の写真を撮っていた跨線橋です。

地下道入口に立っていた看板。「婦女子」に「国鉄」って…表現に歴史を感じます。

次回は岳南線に乗ります。
PHOTO:Ricoh GR-DIGITAL+GW-1 2007/03
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- 2008/03/12(水) 20:56:51|
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